BMW i8をシェアして、ほたる狩りデート「うかい 鳥山」:東京 高尾

このブログは僕(ジュン)とエリカ、カノくんの3人のストーリー。あらゆるシェアリングを活用して、セレブライフを探求している。

2024年、本格的な夏の暑さが到来。

少しでも涼みたいというエリカの要望があり、僕は八王子方面へのデートに誘った。

ディナーの場所は2年前と同じ和食懐石の名店「うかい鳥山」。

今回NoleggioでシェアさせていただいたのはBMW i8。

この車でエリカとデートするのはこれで4度目だ。

i8

「いつ見てもi8のヘッドライトと横に細長いキドニーグリルがかっこいいのよね!」

さすがエリカ、僕が到着するやいなや乗ってきた車がi8だと気がついた。

i8 front

エリカはi8のフェイスが大好きなのだ。

お気に入りの1台。

i8 cockpit

BMWi8は、プラグインハイブリッド(PHV)スポーツカーで、燃費が良く、運転もしやすい。

その人気から全世界で2万台以上販売され、BMWグループは世界で最も成功を収めた電動スポーツカーと称しているほどだ。

残念ながら2020年で生産中止にはなってしまったが、愛車として利用しているドライバーは多いだろう。

「この車で茨城県の大洗にあんこう鍋を食べに行ったわね。もう4年前になるのか、そりゃ私も年を食うわけだ」

「その前には日本橋にも行ったよ」

「ああ、人形町ね、覚えてる。そういえば御殿場のゴルフ場に連れて行ってもらった時もこのi8だったわね」

「そう考えるとお世話になったな。このi8はオーナーに返却されることが決まったので、今回が最後になるよ」

ドライブしながら楽しいおしゃべりをしているとあっという間に高尾に到着。

「2年前に高尾山に登って夕日を眺めてから来た和食のお店? 落ち着いた味で美味しかったからよく覚えてる!」

「覚えていてくれて嬉しいよ。あの時と同じうかい鳥山なんだけど、今回はそれだけじゃないんだ」

「何かしら、気になるわ」

Butterfly doors

到着すると、i8のバタフライドアから降りてお店に向かう。

ukai toriyama

「本当に立派な庭園。落ち着くわ。この豊かな緑と川のせせらぎが、日々の暑さと喧騒を忘れさせてくれるのよ」

競い合う蝉の鳴き声もどこか爽やかに聞こえてくる気がする。

courtyard

懐かしい日本の夏を感じさせてくれる庭園をエリカと二人でしばらく散歩した。

「そうだ、今日は早く料理を食べないといけないんだ」

僕は慌ててエリカの手を引き店内へ。

時刻は17時30分。

聞いた話では19時には食事が終了となる。

menu

「以前に食べた料理もあるのね、この麦とろごはん絶品だったのよ。また食べられるなんて嬉しい! ん? ほたる狩りって何?」

しまった、サプライズにしていたイベントがお品書きに記載されていた。

「面白いメニュー名ね、夏の風物詩的な料理ってことかしら」

「お、早速運ばれてきたぞ」

僕は慌てて話題を運ばれてきた料理に移した。

ayu

今回のメインイベントのほたる狩りは、全室が19時を目処に食事・会計まで済ませてから開始されるため、料理は矢継ぎ早に運ばれてくる。

ukai beef

「特選和牛すき焼きね、美味しそう!!」

肉が大好物のエリカは見ただけで大興奮だ。

エリカのお酒もかなり進み、お腹いっぱい食べたところで、いよいよほたる狩りの開始だ。

「え? どこも電気が消えたけど、何が始まるの?」

hotaru

一斉にほたるが放たれる。

夜の庭園に幻想的な光景が広がった。

昼間の自然の緑とはひと味違うほのかに輝く緑。

「きれい・・・・・・」

おそらく千年前に生きていた日本人も、こんな夏の風物詩に心を打たれていたことだろう。

この光景をエリカと楽しめるなんて、何よりも贅沢なことだと僕は思った。

hotaru

庭園を漂っていた緑の光が僕の指先に止まった。

エリカもほろ酔い加減の表情でじっと僕を見ていた。 日本の夏はいいものだとしみじみ思った。

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