Airbnbで民泊シェアして、河口湖富士山観光・富士急ハイランドデート:山梨 富士河口湖町

このブログは僕(ジュン)とエリカ、カノくんの3人のストーリー。あらゆるシェアリングを活用して、セレブライフを探求している。

今回は民泊サイトのAirbnbを利用して、山梨県河口湖でエリカと1泊2日の旅行だ。ここ最近は日帰り旅行ばかりだったので、いつも以上にワクワクしている。

河口湖までは東京から車で1時間30分ほど。富士五湖と呼ばれているだけに富士山からほど近い。しかも絶叫系のアトラクション好きにはたまらない遊園地「富士急ハイランド」が目と鼻の先にある。エリカのお気に入りポイントのひとつだ。

Lake kawaguchi

「久しぶりの河口湖!!この景色を見るとやっぱりテンションが上がるわ!!」

エリカは河口湖を見るなり大興奮。これでこそ連れてきた甲斐があったというものだ。カノくんには悪いが、今回は二人だけでじっくりと楽しませてもらおう。

「さて、まずは腹ごしらえかな。山梨の郷土料理といえば、ほうとうでしょう」

「野菜も豊富で、ボリュームがあって、大好き!」

hoto fudo

ということで、富士急ハイランドに入る前に、ほうとうの老舗「ほうとう不動」へ。

ほうとうならではの独特な麺に、山菜や南瓜などがたっぷり入っている。アツアツで、寒い時期には最高の一品だ。

あの武田信玄が戦場において伝家の宝刀を用いて作った料理という言い伝えもあるほど、山梨県を代表する料理だ。

「さあ、お腹もいっぱいになったところで、エリカの大好きなジェットコースターに乗るか」

「大丈夫? ジュンさん、絶叫系苦手だったよね? 無理はしないでね」

「大丈夫だよ。エリカのおかげで免疫はしっかりついているから」

前回来たときは世界トップクラスのキングオブコースターの「FUJIYAMA」に乗って一発ダウンという苦い経験がある。しかし、それ以外のアトラクションなら耐えられるだろう。

「ジュンさん、FUJIYAMAよりもハードなのいくつもあるから、覚悟しててね」

「え? あれより凄いの?」

fujiQ

発射1.56秒で時速180kmという信じられない加速度を誇る「ド・ドドンパ」。最大落下角度が121度という「高飛車」は、もはやどちらが地面でどちらが空なのかまったくわからない。ウソだろというほど回転し続けながら動き続ける「ええじゃないか」。予想以上に過酷なアトラクションばかり。しかし、エリカはまったく怯えることもなくはしゃぎっぱなしだ。さすがCAとして日々上空で仕事しているだけのことはある。

日も暮れかかってきたところで、遊園地デートは終了。さあ、ようやくここからは民泊デートだ。

「へー、ここが民泊施設? 普通の住宅街みたい!」

fuji view village

河口湖の民泊施設「FUJI VIEW VILLAGE 八」。八が富士山に似ていることからこの名前がついたらしい。音・星・風・彩・咲・空・夢・月の8室が用意されている。今回予約したのはその中の「星」で、2階の1フロアだ。

check in TAB

入り口にキーボックスがあり、そこからキーを受け取って、室内でチェックインする仕組みになっている。まったくの無人サービスだし、他のお客さんに会うこともないので気軽に利用できるのもメリットのひとつだ。しかもチェックインやチェックアウトがとても簡単にできる。

「このタブレットを操作してチェックインするんだね。何か不思議な感じ」

エリカさえ気に入ってくれれば、今後、民泊デートの頻度も増えてくるだろう。

view village hachi

室内は2LDKと広々している。これはホテルではなかなか味わえない開放感だ。アットホームな感じもいい。

「本当にキッチンもあるんだ。よーし、ジュンさんが頑張ってたくさんのアトラクション付き合ってくれたから、私も料理頑張るぞ!」

そう言ってエリカは張り切っているが、だいたい調理しなくても食べられるものを買ってきている。ここからはゆっくりと日本酒を飲みながら、のんびりして過ごそう。

「ねえ、日の出の富士山を絶対に見ようね!」

飲み過ぎて寝過ごすことを警戒したのか、日本酒を注ぎながらエリカがそう言って笑った。一日をかなり満喫したようで、いつも以上に上機嫌なエリカを見ていると、こちらも自然と元気が出てくる。

天候にも恵まれ、日の出の富士山はまさに荘厳だった。薄暗い中、富士山の雄大な姿が少しずつ輪郭をなしていく。山裾が視界に入りきらないほどで、富士山の山裾にいることを実感できた。

「こんな綺麗な富士山は生れて初めて観るわ・・・」

Mt.fuji hinode

この絶景にエリカも驚きの声をあげた。確かにここまでの美しさと厳かさを感じるのは自分も初めてだった。

しかし、日の出に照らされていくエリカもまたまぶしく輝いている。

「最高の景観だ。来て良かったよ」

よもやその景観に自分が含まれているとは思わず、エリカも神妙にうなずいた。

「ねえ、また来年来ようね!」

今回の河口湖デートで、エリカもどうやら民泊にはまってくれたようである。次はどこにしようか、そんなことを考えながらエリカの肩を静かに抱き寄せた。

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