このブログは僕(ジュン)とエリカ、カノくんの3人のストーリー。
あらゆるシェアリングを活用して、セレブライフを探求している。
前回、フェラーリではなくベントレーを借りてしまったカノくん。
ビビッてしまい、今日のスケジュールが大幅変更することになる。
「うわ、アロハシャツで乗る車じゃないよ。社長が運転手付きで乗るような車だ。」
カノくんにとってはあまりに敷居が高い高級車。
「今日は‟オープンカーの”ベントレーで海岸沿いをドライブし、フレンチビストロのFunny Dining HAYAMAで食事しながらコクるプランだったんだけどなぁ。葉山はキャンセルだ」 「そしたら今日のプランはどうしよう。ベントレーで乗り付けるにふさわしいセレブなレストランって・・・。
思わずジュンさんに相談したところ、さすが俺の師匠。ジュンさんが予約していた恵比寿のジョエル・ロブションを譲ってくれたんだ。」
そんなことでコースを変更することにして、衣装も変更することにして(笑)、愛ちゃんにもそのことをLINEした。
いったん自宅に戻りスーツに着替えたカノくんは愛ちゃんを迎えに行った。
(おっ、愛ちゃんは少しフォーマルなワンピースか。俺もタキシードにしなくて良かった。)
「わぁ、凄い車ねぇ。ベントレーなんて初めて乗るわぁ。」
愛ちゃんも引いてはいないようだ。
「こんな立派な車、ちびまる子ちゃんの花輪くんが爺やに運転させて乗っていそうね」
(俺は爺やかッ?(苦笑))
まだ食事には早いので、ベントレーでベイブリッジからの夕焼けを眺めることにしてドライブへ。
「このベントレーのエンブレム、キラキラ光ってるだろ?これって、スワロフスキーなんだって」
「きゃあ、キレイ」
「運転席の時計、アナログでシブいだろ?これは飛行機の計器からスタートしたブライトリング社製なんだよ」
「ふぅ~ん」
(女の子にはブライトリングはウケが弱いみたいだ)
そうして、ベントレーは横浜から恵比寿に向かい、あの三ツ星レストラン「ジョエル・ロブション」へ。
(ありがとうございます。ジュンさん)
ここでも愛ちゃんの感激が待っていた。
きらびやかなシャンデリア、ゴージャスなインテリア、すんばらしいサービス。カノくんもこの雰囲気にのまれちゃって、キンチョー!
「きゃぁ、前菜からすご~い!このツブツブは一つ一つ手作業なのかしら」
愛ちゃんは出てくる料理を次々に写メしてる。インスタにアップするつもりだ。
「うん、やっぱりここのスペシャリテは最高だね。」
「このお店の看板料理ってことね。」
(そ、そっか、スペシャリテってそういう意味だったのかぁ)
意味もしらずカッコつけて知らない言葉を使っていると、愛ちゃんに軽蔑されちゃうぞ、カノくん。
そうして愛ちゃんのテンションが上がったのを見計らい、ゆっくりと告白してみた。
「愛ちゃん、僕と付き合おうよ。(これからもこんな贅沢させてあげるから)」
「えぇ~、私そんなつもりでカノくんを見てなかったわ。実は、最近カレが出来て、いまはラブラブだからダメよ。これからもカノくんとは今までと同じように友達としてお付き合いしましょ。今日はご馳走さまウフッ」
「えええ~ッ?そ、そんなぁ。そうか、愛ちゃんが最近キレイになったと思ったのはオトコができたからかぁ(泣)
こんなにしっかり準備して金かけてコレかぁ。」
カノくん、今日の授業料は高かったね。
・ベントレーのシェアリング およそ100km走ったので約8万円。
・ジョエルロブションの食事 約6万円。
・そして、告白成功したら渡そうと思っていたスワロフスキーのペンダント 5万円。
このペンダントはまた別の機会に使いなさい。
★ガストロノミー ジョエル・ロブション https://www.robuchon.jp/