このブログは僕(ジュン)とエリカ、カノくんの3人のストーリー。あらゆるシェアリングを活用して、セレブライフを探求している。
最近、カノくんがグイグイとエリカに迫っていると聞いて、やや焦りを感じている。先日は二人でBMWi8をシェアして小平市までデートに行ったらしい。エリカもかなり楽しんできたとの人づての話(カノくんから自慢げに聞いたのだが・・・)。
ということで、僕も当然負けてはいられない。今回はエリカの仕事前に空いた時間を使ってランチデート。以前に人形町の軍鶏鍋を食べに行ったときに好評だったアストンマーチンV12ヴァンテージSを、「Noleggio」でシェアさせてもらっている。
大人のランチには、英国の高級スーパーカーがお似合いだ。

最近は飛行機を利用して旅行する人たちの数も増えて、CAのエリカも忙しい日々のようである。今日は少しの時間ではあるが、そんなエリカをリフレッシュさせられるランチデートにしていきたい。

「前回も乗せてもらったけど、高級感も凄いし、躍動感も凄いわね!」
やはりエリカはアストンマーチンV12ヴァンテージSに大興奮している。
「今日はどこに連れて行ってくれるの? また鬼平のお店?」
「あのお店の軍鶏鍋も美味しかったけど、今回は別のところだよ。東麻布にある野田岩っていうお店さ」
「芝公園の近くかしら」
「その通り、桜田通りに面したお店だよ」
「野田岩・・・ パリで聞いたことがある気がするんだけど・・・どんな料理なのかしら?」
さすが、ヨーロッパにもいろいろフライトに行っているエリカ。確かに野田岩はパリにも出店している。しかし、実際にはその味を堪能したことはないらしい。

アストンマーチンV12ヴァンテージSはV型12気筒DOHCのエンジンを搭載しているので、最高速度330Km/h、最高出力573psを誇っているが、あくまでも安全運転。時折その加速を楽しみながら、僕たちは芝公園を目指した。

到着したのはお昼を過ぎたころ。車は近くの東京タワー駐車場を利用。野田岩でランチをとると割引きを受けられる仕組みだ。駐車場は自走式の屋根付なので、高級車でも安心に駐車できる。
「もうお腹が空いちゃってペコペコ。それにしても外は暑いわねー。34℃はありそう」
「今日のランチはそんな夏バテの予防にも最適だよ。少しかぐわしい香りがしてきたんじゃないかな。備長炭で繰り返し焼いている香り」
「この香りってもしかして・・・」

「そう。鰻!! 暑い夏を乗り切るためには最高の料理だろ」
「I totally agree with you!! そのアイディアは間違いないわね」
「ここが創業200年の老舗、野田岩だよ。いつもは本館なんだけど、今日は別館のようだね」

「創業200年って言ったら、西暦1800年代ってこと? もちろん江戸時代よね」
「そう。寛政年間の頃にオープンしているから、江戸幕府第11代将軍・徳川家斉の時期だよ」
「前回の五鉄の軍鶏鍋といい、ジュンさんって歴史のあるお店を知ってるのねー、凄い」
まあ、その辺りがカノくんと僕の違いでもある。と、まあ、ちょっと得意げになりつつ、エリカを優しく店内へとエスコートした。

「やっぱり店内の雰囲気も和ね! こういう雰囲気大好き。ちょっと古民家風かしら」
「飛騨高山から合掌造りを解体して移築したものらしい。料理も環境作りも手間を惜しまないのが、このお店の特徴だね」
「どのメニューがお勧めなの?」
「そうだな、この中入れ丼かな。この時期は有明海や宍道湖の天然鰻も入荷されている事がある。いずれにしても、かなり美味しい鰻を堪能できるよ」

「うわー、この鰻の美味しい香りだけでもたまらないわ。肝吸いに香の物も付いてくるのね」
「野田岩は味噌や醤油以外は何も入っていないタレに漬け、備長炭でじっくり焼き上げるんだけど、焼き目が入らないように繰り返しひっくり返すんだよ」
「美味しいーーー。 余分な脂がなくて、ふっくらしていて最高の味覚ね!」
「鰻はビタミンEやビタミンAをたくさん含んでいて、美味しいだけじゃなく、夏バテ予防にも欠かせない。最近忙しく飛び回っているエリカもこれでエネルギーの補給バッチリだろ?」
「ありがとうジュンさん、最高のランチだわ!」
エリカの満面の笑みを見ていると、さらにこの鰻が美味しく感じられるから不思議だ。

「ねえ、ジュンさん、これ、ご飯の中にもう1枚の鰻が入っているよ!」
そうそれが中入れ丼の人気の理由だ。まさに鰻三昧。鰻好きにはたまらない一品だ。
「今日はこの後、仕事があるからゆっくりしていられないんだけど、次はぜひディナーを楽しんでから、ジュンさんとゆっくりしたいな。いいでしょ!」
さすがにカノくんもここまでの台詞をエリカからは聞けていないだろう。このリードを守りつつ、進めていきたいものだ。
続きのお喋りは、アストンマーチンV12ヴァンテージSの帰りのドライブでしていくことにしよう。